住友金属鉱山の野崎明社長は17日の経営進捗状況説明会で「2022年のニッケル世界需給は年間10万トンの供給不足になると予想している」と述べた。インドネシアの動向把握が困難としつつも、電池向けに使用可能な硫酸ニッケルやブリケットは需給のタイト化が継続。ステンレス向けは需要が旺盛ながらもニッケル銑鉄(NPI)の増産動向が不透明との見方を示した。...