――上期の業績動向は。 「鉄スクラップ高に加え、副資材価格も値上がりした。厳しいコスト環境から5月までは単月赤字が続いたが、販価改善の進展に伴い、6月以降は黒字転換し、上期はなんとか黒字で終えることができた。需要動向は決して良いとは言えず、販売量は約13万トンで昨年並みにとどまった。また、輸出も円安ではあったが、市場が低迷し、輸出の成約はなか...