住友電工は副資材の価格が高騰していることを受けて、産業用電線全般を対象とした値戻しを進めている。電線の製造に使用する被覆材や可塑剤の価格が、深刻な水準で上昇。現行の販売価格では、適正収益の確保が難しい状況となっている。2021年度下期に入って、順次顧客に対して値戻しの要請を進めており、年度末までの浸透を目指している。