経済産業省は23日、来期(2026年1~3月)の鋼材需要見通しを発表した。需要量相当の粗鋼生産量は前年同期比1・7%減の2005万トンと引き続き低水準にとどまる見通しだ。これを織り込んだ25年度の粗鋼生産量は8033万トンとなり、24年度(8295万トン)比で約260万トン減少。統計ベースでは7千万トンに届かなかった68年度以来、57年ぶり...