日本アルミニウム協会がまとめた2021年のアルミ圧延品需要部門別特殊分類出荷実績によると、流通業者の扱う店売り一般材を含む「卸売・小売業」向け出荷量(板・押出合計)は、前年比20%増の8万7419トンとなった。新型コロナウイルスの感染拡大が継続した21年だったが、厚板や丸棒などの需要先である半導体製造装置需要は年間を通じて高水準を維持した。...