日本鉄鋼連盟が31日に発表した鉄鋼貿易実績(確報)によると、2021年(暦年)の普通鋼鋼材輸出は前年比5・8%増の2212万8千トンとなり、6年ぶりに増加へ転じた。コロナショックからの需要回復で冷延鋼板や亜鉛めっき鋼板が11年ぶりに増加へ転じた一方、高炉大手の輸出余力が限られた最大品種の熱延広幅帯鋼は1・9%減の1064万7千トンで3年ぶり...