ベトナムの高炉メーカー、フォルモサ・ハティン・スチール(FHS)は先週、2~3月出荷分の熱延コイル販売価格を前月から70ドル下げ、トン当たりCIF750ドル程度とすることを取引先に伝えた。インドやロシアミルの対越ホット輸出オファー価格と同水準に合わせた形で、欧州向けの輸出が振るわない印・露材が越市場に売り込まれ、FHSも再度の値下げを余儀なく...