アジアの熱延コイル市況が底割れの様相を呈し始めている。市況の底値を形成してきた中国材は来月からの「輸出許可制」導入で商談に様子見感がある一方、足元ではインドからの輸出攻勢が強まっている。ベトナム向けではトン当たり475ドルのオファーが出てきており、これまで500ドル近辺を保っていたアジアのホット市況をさらに押し下げそうだ。 ベトナムでは同国...