――中計で進めてきた製錬事業の事業基盤強化の取り組み状況は。 「秋田製錬はロスガトスの鉱石処理に対応した不純物除去能力の増強投資が完了した。また、今後も鉱石獲得競争が激化すると想定し、亜鉛二次原料増処理のために秋田ジンクリサイクリングの能力も増強した。一方で秋田製錬は操業開始から50年経つため、大型設備の老朽化対応を順次行う必要があり、次の設...