三菱商事が2日発表した25年3月期決算(IFRS)によると、金属資源部門の純利益は前期比23%減の2278億円にとどまった。主力の原料炭の価格軟化に加え、権益を持つオーストラリアの原料炭炭鉱の操業低下などが響いた。チリで展開する銅事業は増益。3千億円近い高水準の利益を計上した24年3月期には届かなかったものの、2千億円を超える利益を維持した...