昨年度から第8次中期経営計画を始動させた伊藤忠丸紅鉄鋼。1年目は前の期の純利益802億円から減益となったが、石谷誠社長は「800億円の時の実力値は半分ほどとみていた。まだ為替で助けられているが、今期の方が環境は厳しくなる」と中計で掲げる基礎収益力の向上がより試される時と話す。 その施策の一つ「トレード×インベストメント」は着々と進んでいる。...