中南米における資源ナショナリズムの動きに資源業界の警戒感が高まっている。チリで19日に行われた大統領選挙の決選投票で鉱業課税強化などを掲げた左派のボリッチ氏が勝利。7月にはペルーでも急進左派のカスティジョ大統領が就任し、鉱業政策の見直しに向けた動きが見られる▼チリは銅とリチウムで世界最大の資源埋蔵量を有する。日本にとってもチリが銅とリチウム...