日本製鉄が、2022年度上期に予定していた関西製鉄所和歌山地区(和歌山市)の第4コークス炉の廃止を延期することが分かった。廃止時期を24年度末に先延ばしする。価格が上昇基調にある外部購入のコークスを減らし、コスト削減につなげる狙いがある。 同コークス炉は1967年に稼働した。今回の延期に伴う大規模な維持投資はしない。