中山製鋼所(社長・箱守一昭氏)と日本製鉄は9日、新規電炉設備の建設・保有などを目的とした合弁会社設立および業務提携に関する基本合意書を締結した、と発表した。中山製鋼は必要量の半分程度しか自社鉄源をまかなうことができなかったが、日鉄との合弁による新電炉建設の実現で、懸案だった鉄源をどう確保するかという問題を解決していくことになる。 新電炉建設...