鉄鋼産業懇談会(鉄産懇)の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は13日、輸入鋼材による国内需給への影響に関連し「輸入材に対する緊張感をゆるがせてはならない。通商措置の重要性は一層強まっている」と述べ、輸入鋼材への警戒を強める考えを示した。 同日の懇談会終了後、記者団に語った。廣瀬氏は、前年同期比で約4%減少した1~3月の普通鋼鋼材輸入に触れた上で、...