経済産業省は13日、鉄鋼メーカー各社からヒアリングした4~6月期の生産計画を発表した。計画によると、粗鋼生産量は前年同期比4・3%減の2033万トンで、4四半期連続で前年同期実績を下回る。鋼材需要が国内外で伸び悩む中、米国の関税政策による影響も懸念されており、メーカー各社は今期、実需見合いの生産に徹するなど、慎重姿勢を継続する公算が大きい。