日本鉄鋼連盟が22日発表した21年度上半期(4~9月)の国内粗鋼生産量は、前年同期比30・6%増の4842万トンとなった。経済活動再開に伴う鋼材需要の増加を受け、年率換算で9600万トン程度の水準まで回復した形。ただ、足元では半導体不足による自動車生産への影響など懸念材料が出ており、先行きは予断を許さない。 9月の粗鋼生産量は前年同月比25...