日銀が1日発表した企業短期経済観測調査(短観、6月調査)によると、鉄鋼業の業況判断指数(DI)は、大企業・製造業でマイナス3となり、前回調査のマイナス18から改善した。一方、中堅企業、中小企業はそれぞれマイナス9、マイナス23と前回調査から悪化。企業規模の違いで景況感に差が出た形だ。 米国の関税政策による国内産業への影響については、6月の調...