日本製鉄によるUSスチール買収が18日に完了し、世紀の「日米鉄鋼連合」がスタートした。日鉄は米国政府へUSSの黄金株1株を付与したが、拒否権が発動される対象事項は限られており、全ての普通株を握る「100%出資」が実現。これにより、日鉄が持てる技術やリソースを惜しみなく投入できる舞台が整った。日米連携で実現しうる絵姿を検証する。