日本電線工業会は9月のアルミ電線出荷統計をまとめた。各分野の合計量は3100トンで前年同月比54・1%増。その他内需向けは減少したものの、主力の電力向けに加えて輸出向けが拡大したことを受けて、5カ月ぶりに前年の水準を上回っている。 分野別の動向では、鉄塔に敷設する架空送電線など電力向けが1500トンで同14%増。5カ月ぶりのプラスとなった。...