三菱商事は金属資源事業で、(1)低・脱炭素(2)電化(3)循環型社会―の三つの社会課題への対応を軸に、ポートフォリオ戦略を再構築する方針だ。社会課題への対応では、非鉄金属事業の強化もカギを握る。コア事業の一つである銅事業の拡大を継続しつつ、レアメタル(希少金属)や資源リサイクルなど新たな成長事業の開拓を目指す。具体的には、車載電池に使われるリ...