OECD(経済協力開発機構)・鉄鋼委員会は先週、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大などで、2020年時点の鉄鋼の過剰能力が6億2450万トンに達したとするレポートを公表した。20年は新型コロナによって鉄鋼需要が減退。これに伴い生産活動も低下したが、アジア地域を中心に生産能力が増加。結果としてギャップが広がった。鉄鋼委員会はレポートの中で、...