首都圏の店売り市場にとって8月は〝夏枯れ〟が鮮明だったようだ。コロナ禍の影響は、1年前ほどではなかったにせよ変異株の感染拡大への警戒から営業面での自粛・制約が続き、夏休みを9連休とした現場も多く、実働日数が少なかった。 期待されていた盆休み明けの実商いは、出鼻をくじかれた感が強い。これまで極度の品薄だった薄板類も、市中の荷動き低迷で少し緩ん...