日本アルミニウム協会がまとめた2021年上期(1~6月期)のアルミ圧延品需要部門別特殊分類出荷実績によると、流通業者の扱う店売り一般材を含む「卸売・小売業」向け出荷量(板・押出合計)は、前年度比9%増の4万2451トンだった。半導体製造装置関連需要が好調だったほか、コロナ禍で昨年に落ち込んだ建材などの販売が回復した。 品種別では板類が4%増...