亜鉛の国内価格が2年ぶりの高値圏にある。相対取引の目安となる亜鉛建値は今年に入り、月間平均価格で6カ月続けて上伸。年初から13%高となった。世界的な金融緩和を背景とした投機資金が非鉄金属の国際相場に流入し、相場水準を引き上げてきた。亜鉛の国際相場は5月から落ち着きはじめたが、なお高値安定が続く。 三井金属によると、亜鉛建値の6月平均価格は前...