住友金属鉱山は6日、車載用二次電池の需要拡大に対応するため、二次電池用正極材の増産を行うことを決定したと発表した。別子地区(愛媛県新居浜市)に新工場を建設するとともに、播磨事業所(兵庫県)で設備増強を行う。設備投資額は両拠点合計470億円で、2025年の完成を予定。生産する正極材の種類は操業開始時点の市場動向に合わせて決める。増産規模は正極材...