各種特殊鋼薄板のスリット加工、販売を手掛ける大和興業(本社・愛知県東海市、社長・遠藤定道氏)は、自動車部品向け商品の品質強化を狙ったハード増強を行った。本社工場に鋼帯表面の疵などの欠陥を検知するカメラを新設し、近く本稼働を始める計画だ。設備導入を通じて品質に磨きをかけるとともに、省力化も進めて競争力を高めたい考え。投資金額は約2千万円。