中部磨棒鋼協同組合がまとめた組合員各社の21年5月の磨棒鋼・冷間圧造用鋼線合計の生産は、大型連休に伴って稼働日数が大きく減ったことから、前月比では20・7%減の2万5896トンだった。前年同月は新型肺炎影響により各ユーザーが生産調整を本格化。需要が急減したことから、前年比では2倍近くに当たる大幅な伸びとなった。 主力エンドユーザー、トヨタの...