ステンレス協会の鋼板受注統計によると、20年度の受注量(ホットコイルと磨帯鋼を含む)は前期比10・2%減の144万トンで、4年連続で減少した。18年末から市場環境が悪化していたうえに、昨年4~8月は新型コロナ影響で大幅に落ち込み、上期受注は59万トンに低下した。20年末から受注回復は鮮明で、下期受注は85万トン(年率170万トン)と18年度...