東京は3度目の緊急事態宣言下でゴールデンウィーク明けを迎えた。今年の連休中、世間は活動抑制を求められたが、関東地区電炉メーカーの連休操業は今年も抑制的。製品需要が低調な中、近年は大型連休でも鉄スクラップ入荷見合いの生産にとどめる傾向が強まっている。さらに〝働き方改革〟も加わり「できるだけ世間と同じ休み」の操業形態にシフトしつつある。 電炉の...