日本製鉄は7月契約の店売り向けニッケル系ステンレス冷延薄板販価を据え置きとする。5、6月平均の原料価格指標(ニッケル・クロム・為替)が1カ月前とほぼ変わらず、独自のアロイリンク方式に基づくアロイ価格が横ばいとなる。7~9月積みのフェロクロム価格は若干上昇しており、この影響は8月契約以降に反映することになる。 国内需要は一部の需要分野で堅調だ...