イタリアの製鉄プラントメーカー、ダニエリは、JFEスチールから西日本製鉄所倉敷地区(岡山県倉敷市)向けの電気炉1基を受注した。脱炭素化を目的に高炉設備から切り替える国内最初の大型電気炉のため、業界ではどの事業者が受注するのか注目が集まっていた。高級鋼製造や自動化に対応した先進技術を織り込んだ設備仕様となる見通しで、2028年度の稼働を目指す。