国際銅研究会(ICSG)がまとめた1月の世界銅地金需給バランスは、2万8千トンの供給過剰となった。前年同期は3万4千トンの供給不足だった。供給量は前年同月を上回ったが、新型コロナ禍で中国を除いた世界全体の需要が停滞している影響で単月ベースでは10カ月ぶりの余剰バランスとなった。 1月の銅地金需給は、供給量が209万7千トンで前年同月比1・7...