九州地区の一般鋼材市況は引き続き強基調を持続している。4月入り後も新規の引き合いは物足りないが、素材高を背景にメーカーが販価を引き上げており唱えは高値寄り。品種によって温度差があるものの、市場のマインドは強気のメーカー主導だろう。 一方、コロナ禍は収束する兆しになく、深刻化する懸念が高まっている。需要の早急な盛り上がりは期待薄だ。強気のメー...