日本鉄鋼連盟が22日発表した2020年度の国内粗鋼生産量は前年比15・9%減の8279万トンとなった。4年連続の減少で年度生産量が9千万トンを下回ったのは1971年度以来となる。新型コロナウイルスの影響で上半期に生産量が激減。下期に入って回復傾向を見せたが、年度通期では記録的な低水準にとどまった。 2008年のリーマンショック時は、09暦年...