19年度の鋼矢板生産量は18年度比5・5%減の59万トンと3年連続で減少した。本設向けは国土強靱化関連や災害復旧などで比較的堅調に推移したが、18年度の反動で重仮設リース向けが減少傾向となったほか民需向けも減少した。JFEスチールはミルの増強などで生産量を回復し、生産シェアを2ポイント拡大。日本製鉄はシェアを維持し、首位をキープし続けている...