再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)で、企業や国民が負担する賦課金が2021年度は3・36円(キロワット時当たり)となり、同制度が始まって以降、初めて3円の大台を突破する。賦課金の上昇に伴い、電力多消費産業である鉄鋼メーカーの負担もさらに増加しそうだ。 鉄鋼メーカーの一般的な電力消費原単位(粗鋼1トン当たり)は、日本鉄鋼連盟が...