東京製綱は15日、鋼索鋼線の製品価格について、4月1日の契約分から現在に比べ8%以上値上げすると発表した。主材料である線材の大幅な値上げに加えて、めっき加工で使用する亜鉛や、木枠や心綱といった副資材、燃料、運送費などが高騰。これまでの自助努力によるコストダウンのみではコスト増を吸収できない状況にあると判断した。 同社が鋼索鋼線製品を値上げす...