国土交通省の建築着工統計を基に試算した1月の鉄骨需要量(換算鉄骨量)は、前年同月比19・0%増の32万3100トンだった。プラスは2020年3月以来、10カ月ぶり。中小案件は1割低下したが、着工が重なった大型物件が全体を押し上げた。前月比では7・5%減と下がった。 構造別で見ると、鉄骨造(S造)は19・6%増の31万8300トン。割合が低い...