日本製鉄は鋼矢板や鋼管杭など土木用鋼材のトン1万5千円以上の値上げを開始したもようだ。鉄鋼主原料価格の高騰を転嫁し、再生産可能な適正価格水準の実現を図るものとみられる。既に商社・流通、ゼネコンや重仮設リース各社など需要家へ申し入れを行っている。値上げは2019年10月以来で、3月までの完全浸透を目指す。