軸受鋼の19年度熱間圧延鋼材生産は前年度比16・8%減の85万9千トンで、3年ぶりに100万トンを割った。自動車関連需要などの低下やサプライチェーンにおける在庫調整の影響で夏場以降は低調が続いた。 形状別構成は棒鋼58%、線材30%。前年度に比べて生産量は棒鋼14・1%減、線材19・9%減。 首位の山陽特殊製鋼のシェアは0・6ポイント低下の...