欧米を中心に「コロナショック」で一時休止していた高炉が再稼働し始めている。欧米市場は新型コロナウイルスの影響が特に強かったが、需要の落ち込みに歯止めがかかり徐々に増産へかじを切る動きが広がってきた。ただ欧米の鋼材市況は力強さを欠いており、相次ぐ再稼働は「時期尚早」とも見られている。