東京製鉄は14日、8月契約の鋼材販売価格を全品種で前月比据え置くと発表した。据え置きは2カ月ぶり。中国の旺盛な需要を背景に海外市況は堅調。国内も条鋼類は需給が引き締まり、さらなる市況上昇を見込む。鋼板類は在庫が依然高水準だが、メーカーの減産で需給改善を期待。原料高もあり、東鉄は製品の追加値上げに意欲を示すが「前月7月契約でのトン3千~5千円...