コロナ禍による需要不振の影響で、コイルセンター(CC)を取り巻く厳しい販売・加工状況が統計結果からも浮き彫りになった。 全国CC工業組合がまとめた流通調査によると、5月の出荷量は73万5679トンだった。前月比で29・2%減、前年同月比では45・3%減。月次の出荷実績としては、リーマンショック後や東日本大震災直後の急減よりもさらに落ち込んだ...