新日本電工は4日、マンガン系合金鉄を生産する鹿島工場(茨城県鹿嶋市)の電気炉を17日から一時休止すると発表した。鉄鋼向けの需要減に対応する。再開時期は需要動向をみて決める。 同工場の合金鉄製造用電気炉は1基。高炭素フェロマンガンの生産能力は年間約9万トンで、同社全体の約3割。同工場ではこのほか、別の専用電気炉を使って焼却灰の溶融処理事業を手...