国際ブリキ市場で諸外国のメーカーによる販売攻勢が出現し、日本など適正マージンの確保を目指すメーカーの間で警戒感が高まっている。僚品の下落に引きずられて値戻しが道半ばにとどまる展開が続く中、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ受注の回復を急ぐ動きが出現。東アジアの高炉大手などでは、さらなる採算悪化を避けようと値上げや減産にかじを切っており、...