「瞬間最大風速はリーマンショックを上回るレベルではないか」―伸銅品や銅スクラップ相場の指針となる電気銅建値は3月19日、3年4カ月ぶりに60万円を割り込み55万円まで下落した。新型コロナウイルスの感染が拡大する前の2月中旬には68万円だったため、1カ月間で約2割の価値が吹き飛んだ計算だ。この値動きを受けて足元の製品相場は2月比で黄銅棒が15...