関西地区のH形鋼の荷動きは、3月に入っても低調に推移している。元々、建築需要の端境期に入っていることに加え、新型コロナウィルスにより「実質的な影響はまだほとんどないが、先行き不透明感からファブ、地方店・二三次店の買い方が慎重になっている」(大手流通)との声が聞かれる。 日本製鉄のときわ会調べによると、大阪地区の2月の出庫量は2万4300トン...