金属材料分野の卓越した研究業績をたたえる本多記念会主催の第61回本多記念賞は物質・材料研究機構の宝野和博フェローに決まった。宝野氏は3次元アトムプローブを活用した金属材料の原子レベル解析に長年従事し、ナノ構造制御による永久磁石材料や時効硬化性軽量マグネシウム合金など先進金属材料を開発してきた功績が認められた。 一方、画期的な発明が対象となる...