日本アルミニウム協会がまとめた2019年のアルミ圧延品需要部門別特殊分類出荷実績によると、流通業者の扱う店売り一般材を含む「卸売・小売業」向け出荷量(板・押出合計)は、前年比20%減の6万8590トンだった。18年に顕在化した米中貿易摩擦の長期化を受けて19年は年間を通じて半導体・液晶製造装置向け厚板の出荷が振るわなかった。一方で建材関係は...